『グロキャン!』の1週間でこんなにも人生が変わってしまいました

『グロキャン!』の1週間でこんなにも人生が変わってしまいました

2年次に『グロキャン!』に参加した後に長期海外インターンシップを行ったという鹿児島大学法文学部経済情報学科4年の大塚圭さん。『グロキャン!』に参加したことで、文字通り人生が大きく変化してしまった、と語ってくれました。

グロキャンに参加をしたきっかけ

ホーチミン像の前にいる大塚さん

僕は大学2年生の夏休みに、ホーチミンで開催された海外インターンシッププログラム『グロキャン』に参加をしました。当時の僕がいまの僕をみるとびっくりするんじゃないかなって思います。というのも、今でこそ海外でインターンシップをしたり、イベントを開催したりと結構アクティブに活動をしていますが、当時の僕は本当に一般的な大学生でした。朝ぎりぎりまで寝て遅刻したりしなかったりで毎日講義に出て、バイト行って、飲みに行く、みたいな感じでした。今思うとあんな日々もよかったなあとふと思うときもあるのですが、当時の僕は、少なからず「こんなんでいいのかな~」って思っていました。

そんなときに、僕の友人がイベントを開催するから人数合わせでいいから来て欲しいといわれて特に考えなしに承諾しました。思えばこの友人の誘いが僕の大学生活、人生の大きな転機になるんです。

人生をかえるプログラムとの出会い

ホーチミンのバイク友人から誘われたイベントは講演会のような形式になっていて、ゲストスピーカーとして大学在学中に何カ国も外国に行った先輩が来られていました。そしてその講演の中で「海外での経験と、インターンシップははやいうちにしておけ」という言葉があり、単純だった僕はその言葉を鵜呑みにし、「海外でインターンシップやればいいんだ!」というスイッチが入りました。そのくらいその先輩は僕には輝いてみえました。あんな風に誰かに自信を持って自分のことを話せるようになりたい、そう感じて講演会終わったそのまま大学の国際事業課に直行。パンフレットを漁りまくっていたところ、ベトナムでの海外インターンシップ『グロキャン』をみつけそのままコンタクトを取りました。

ベトナムに行こうと思ったのになにか特別な理由があったわけではありませんでした。ただ、パンフレットをみたときに、この環境って自分を追い込めるなって思ったのがグロキャンを選んだいちばんの理由です。ベトナムという国の環境もそうですし、プログラムも結構負荷がかかりそうで、いい経験になるかなと思って参加しよって決めました。この当時はまさかこれから自分が学生時代に6回ベトナムへ行き、長期滞在するなんて夢にも思っていませんでした。

本当に、このプログラムで人生が変わりました。

ベトナムに行きたい!必死のリサーチ

ホーチミンの風景ベトナムに行きたいという旨を両親に話すと、やはり多少心配している感じでした。僕はあまり両親とわだかまりを作ったまま行動をしたくなかったので、両親と話して、両親のニーズは何なのかを考えました。僕の両親の懸念は「ベトナムは安全なのか」ということと「インターンシッププログラムを運営している団体は信頼できるのか」ということだと思ったので、それらに関して自分なりに必死にリサーチしました。

ここで僕が意識したのは①客観的な事実をきちんと伝える②第三者の意見を取り入れることです。①に関しては、インターネットや本などを利用して、きちんとした事実をまとめました。②に関しては教授などの信用度の高い人にコンタクトを取って、そのような方の声をいただきました。そのように①や②のような情報をまとめて冊子のようなものを作成して、両親に渡しました。これは結構功を奏して、情報が伝わったこともそうですが、熱意も伝わったと思います。今では外国に行くことをとても応援してくれます。

グロキャンで学んだ、”行動力”

ホーチミンの市場グロキャンの中で、講師の方から様々なことを学びました。ビジネス的な知識からベトナムのことまで、様々なことを学び、そして実践してみました。もちろん失敗することが多くて苦しくもありましたが、2年生のタイミングであのような多少の失敗経験をすることができたのは、今思うと自分にとってすごくいいことだったと思います。

そのようなビジネス的な知識のインプットから実践まで学ぶことができましたが、僕が最も学ぶことができたと思っているのは、自分の想定外のことが起きた時の対処法です。ベトナムでは、日本では起こり得ないようなハプニングが起きたりします。そのようなとき、ビジネスの面でもそうだし、生活の中でも、どのように対処するのかと考えなければならない場面が何回もありました。そしてそのような場面でベストな班普段や対処ができることが、”行動力がある”ということなのだなと思いました。

日常の予期せぬトラブルを通して感じた、たしかな成長

ホーチミンの道路そのように、ハプニングを通して学んだ印象的な出来事があります。たとえば、僕は2回のタクシートラブルに遭遇しました。

まず最初は、初日にホテルへ向かうときです。40人ほどいた参加者のなかで九州から参加をしている学生は僕だけだったので、空港からホテルまでひとりで行かなければなりませんでした。事前に運営側から指示のあった安全なタクシー会社があり、その会社のライセンスカードのようなものをみせてくれたタクシーに乗ろうとしました。

しかし、そのライセンスは偽物で、僕のバッグを運ぶ感じでそそくさとタクシー乗り場とは全然違う方向に向かって歩いていったんです。僕はそのときもう焦りまくって、とにかく逃げないと!と思い、バッグを取り返して一目散に走って逃げました。結果的に荷物を盗られはしませんでしたが、気も動転し、あたふたしていました。

そしてもうひとつのタクシートラブルは、帰りの空港に向かうタクシーでした。雨が降っており、なかなかタクシーが捕まらなくて、ぎりぎりの時間になっていました。手をあげるだけでは捕まらなかったので、ホテルのお兄さんに電話をしてもらいタクシーを捕まえました。心の中で「急いでくれよ~」と思いながら乗っていると「コツン」と音がして、前を走っていた別のタクシー会社のタクシーにほんの少し触れてしまったんです。急いでいる僕をよそめにドライバーは車外へ飛び出し、前のタクシー運転手と路上で大喧嘩を始めました。

ここでいままでの自分だったら、あたふたして、どうしようどうしようという風になっていたと思うのですが、グロキャンの5日間で想定外を何度も経験していた僕はすごく落ち着いていました。とりあえずすべて荷物を持って車を出て、隣を走っていたタクシーに乗り換え、無事フライトに間に合うことができました。

想定外のできごとが起きた時に、落ち着いてベストな判断を下すことができる、たった5日間でたしかな成長を感じることができました。

グロキャンでの充実した5日間

ベトナムホーチミンの市場の入り口5日間毎日提案し、それに対する批評をもらうのは正直しんどかったです。それまで感じたことのないスピード感でした。朝課題をもらってから夕方にプレゼンをするために情報収集しなければなりません。情報を収集し、まとめて、資料を作り、プレゼンするというプランニングをしなければなりませんが、なかなかうまくいきません。どうしても最後の方にバタバタしてしまい、中途半端な立案になってしまうんです。でも、それを毎日繰り返すことで少しずつ、朝たてたプランと実際に費やした時間とのの齟齬が減っていきます。もちろん5日間で完全にその齟齬がなくなるというわけにはいきませんが、たしかな成長をかんじることができます。

グロキャンで気付いた「おれも案外やれる!!」ということ

大塚さんとベトナム人学生グロキャンに参加し、その中でいちばん自分にとって印象に残っているのは、関西や関東など、全国各地の大学生と競うという経験です。生まれてからずっと九州で生きてきましたし、大学に入って外にでていくということもあまりなかった僕は、そのような経験がありませんでした。グロキャンには全国各地からたくさんの学生が参加していました。地方に住む僕でも良く知っているような有名な大学の学生さんも何人もいて、最初は少し緊張しました。

グロキャンに参加をして、他大学のたくさんの学生と競い合って感じたのは、必ずしも偏差値が高い大学の学生がビジネスにおいて強いわけではないということです。これは僕にとってとても大きな気づきでした。もちろん、偏差値が高い大学に通う、いわゆる”高学歴”な人の方がビジネスにおいても優秀な人が多いのは間違いないと思います。でも絶対、というわけではありません。グロキャンに参加して、それを強く感じたし、ものすごい自信になりました。ミッションの中で、自分だけが合格して見せたりという経験があったおかげで、大学の名前とか、ブランドとかという概念を覆す喜びを知り、この気づきがグロキャン参加後に、ぼくが積極的に関東や関西に行って活動をする大きなきっかけになります。

また、グロキャンでできた繋がりはいまでも健在です。特に同じ班だったひとたちや、ホテルで同じ部屋になったひとたちとは今でも時々連絡をとったり、関東や関西に行ったときには飲みに行ったりしています。また講師の方にはいまでもお世話になっています。メインの講師の方を鹿児島大学にお呼びして講演会を開催したり、先日は2年ぶりに僕のグループを担当していた講師の方にホーチミンでお会いしました。当時の懐かしい話し思い出しつつ、現状の話や今後のことなど、相談にのってもらっています。グロキャンのプログラムは5日間ですが、その効果やそこででできた人とのつながりは一生です!

グロキャンに参加をして豹変した大学生活

マレーシアに留学中の大塚さんグロキャンに参加をしたあと、僕の大学生活は本当に大きく変化をしました。上述したように、他の県や他の大学、はたまた他の国といった自分とは異なるバックグラウンドをもつ学生と一緒に活動をすることに満足感を覚えるようになり、積極的に県内外含めてワークショップやイベント、インターンシップなどに参加をするようになりました。主に社会人の方が参加をする海外研修などにも参加をして、国内外問わず、学生か社会人か問わず、本当に色々な場所に行き、色々な出会いを経験しました。

提供される側から、提供する側になるという挑戦

そのようにして色々な場所で色々な人と出会いながら、色々なプログラムに参加をしていたのですが、参加を続けていくうちに、次は自分がそのような機会や場所をつくって提供していきたいと考えるようになりました。その後は、カンボジアやベトナムでのスタディツアーの企画運営、鹿児島大学で企業や県に協力を仰ぎながら、講演会やフォトコンテストの開催など、様々な機会をつくって提供していきました。そしていまは休学をして、ベトナム、ホーチミンにてグロキャンの運営に携わりながら、現地の学生を対象にしたイベントの開催を行ったりしています。大学在学中に5回ベトナムに行きましたが、最終的に長期滞在に選んだ地もベトナムでした。

大学生活の終わりが近づいているいま、見据える今後

学生のうちにやりたいことも、社会人になってからやりたいこともすごくたくさんあります。

まずは、いま行っているベトナムでのインターンシップやイベントの開催などの集中して取り組みたいと思います。帰国してすぐに就職活動が控えているので、まずは就職をしたいと思っています。そのあとその企業にジョインをして、自分が満足するまで働いて、次のステップへの準備をしていきたいと考えています。

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